風水の知識があると、毎日の生活に風水を取り入れて運気も上げられます。
風水とは、約4千年前に中国で思想されたものですが、そんな風水について深く詳しい知識を持っているのが、風水鑑定士です。
ここでは、風水鑑定士の資格について、さらにはどのような仕事内容か解説します。
目次
風水鑑定士とはどんな仕事?
風水鑑定士とは、風水に関する知識をもとに住宅・職場などの空間について鑑定する能力がある人です。
風水を用いた方角や間取り、色彩などについて開運に導けるようにアドバイスを行うのです。
人は快適な住空間の中で暮らしていきたいと考えているため、少しでも暮らしやすいように自分の好きなインテリアを置いたり、暮らしやすいように部屋の模様替えをします。
また、新しい家の購入を考える際には、良い方角の家が良い、運気が良くなる間取りの家に出来るのであれば、それに越したことはないでしょう。
日々の生活の中で、思い通りにいかないことが多い時や、あまりにも不運が続いてしまう際は、「運気が落ちているのかもしれない」「家の状態が良くないのかも」などといった視点もあります。
風水を取り入れて、家の運気を上げると自然に自分の運気も上がったなどと、芸能人がテレビで紹介したことなどにより、風水の注目度が急激にアップした時期もありました。
家の間取りやインテリアなど、毎日接するものからは、大きな影響を受けやすいと風水では考えています。
風水鑑定士は、風水の知識を利用して、間取りや方角、色彩などの取り入れ方などをアドバイスしていきます。
風水鑑定士になるには資格が必要?
風水鑑定士は資格が必須とされる職業ではありません。民間には風水の資格がありますが、その資格を取得しなければ風水鑑定士を名乗れないわけではないです。
つまり、なろうと思えば誰でもなれてしまいます。
しかし、風水鑑定士として仕事をしていく上では、風水の知識は必要不可欠です。
風水鑑定士となれば、風水の知識をもとに運気アップのアドバイスをしていくため、中途半端な知識などで鑑定はできません。
風水鑑定士になるには、以下の様な内容を習得する必要があります。
- 風水の根本である陰陽・五行・八卦・干支・九星
- 建物内に流れる気の種類や流れ
- 風水と方位との関係
- 吉凶の選日
風水関連の書籍など多く出版されているため、独学で風水の勉強をすることも可能ですが、通信講座なども多く開催されています。
通信講座の利用によって、風水の基礎から着実に学びを進められ、鑑定のために必要なスキルも身につき、さらには資格としての肩書を得られます。
ただし資格を取得して、それで終わりではありません。資格取得後も、信頼される風水鑑定士として活躍するためには、日々スキルを磨いていくことが大切です。
風水鑑定士の仕事内容は?活躍分野も紹介
風水鑑定士は、鑑定士として相談者に開運のアドバイスをするだけではなく、自分のためや家族のために、風水を取り入れて開運へ導くといった活用も可能です。
他にも風水鑑定士の活躍できる場はあります。
それでは、風水鑑定士の活躍分野と、その仕事内容を見ていきしょう。
開業
風水アドバイザーとして、相談者のために風水の知識を用いて開運のアドバイスができます。
また、自宅やカルチャースクールで、風水の知識を教える教室も開催できます。風水を取り入れて開運アップを図りたいと考えている人は、女性を中心に多くいます。
建築・不動産業界
建築・不動産業界では、家を建てたりリフォームする際に、風水的な観点から、吉凶の方角や部屋の間取りやデザインついてアドバイスします。
家を新しく建てる際に運気を気にする人は多いため、風水を取り入れている企業も多くあります。
インテリア関係
インテリア関係の仕事では、建物が完成した後、室内のインテリアについてアドバイスします。
運気アップにつながるカラーや家具の配置やコーディネートなど、風水の知識を取り入れてインテリアの提案をしていきます。
趣味
風水の知識を習得してからは、その知識を自分や家族のための活用も可能です。
風水には様々な運気をアップする考え方が備わっているため、毎日の生活やインテリアなど、風水を用いた考え方を取り入れて、運気アップも図れるのです。
風水鑑定士に向いている人・向いていない人
なろうと思ったら誰でも目指せる風水鑑定士、しかしどんな方でも適しているわけではありません。
やはり適性があるのに越したことはないでしょう。
風水鑑定士に向いている人
風水鑑定士に向いているのは以下のような人です。
- 学ぶことが好きな人
- コミュニケーション能力がある人
- 困っている人を助けてあげたいと思う人
学ぶことが好きな人
風水鑑定士となると、相談者にアドバイスをするため、基礎となる風水の知識はもちろんのこと、土地の方角やインテリアの色彩や配置など、さまざまな知識が必要です。
自信を持って相談者にアドバイスするためには、知識と鑑定のスキルを磨いていかなくてはならず、日々学んでいく必要があります。
貪欲なほどに学んでいくことが好きな人に向いているでしょう。
コミュニケーション能力がある人
風水鑑定士は相談者が何について悩んでいるのか、何を求めているのか、相談者の話に耳を傾けて読み取ります。
相談者の話を読み取って、適切なアドバイスをするためには、コミュニケーション能力も必要です。
困っている人を助けてあげたいと思う人
風水鑑定士となり、相談者に開運のアドバイスをする際は風水の知識を用いて、開運のアドバイスを行いますが、風水の知識をもとにぺらぺらと話すだけでは一方通行です。
困っていることを解消できるようにしてあげたいという考え方が必要。悩みに寄りそえる思いやりのある気持ちがある人が風水鑑定士に向いています。
風水鑑定士に向いていない人
風水鑑定士に向いていないのは以下のような人です。
- 学ぶことが嫌いな人
- 人と関わることが苦手な人
学ぶことが嫌いな人
風水鑑定士となるには奥の知識を習得する必要があります。学ぶことはできるだけ避けたい、学ぶこと自体嫌いだという人には向いていないでしょう。
人と関わることが苦手な人
また、風水鑑定士となれば、相談者に風水を用いて様々な開運のアドバイスをすることが仕事なので、人と関わらないわけにはいきません。
人とかかわることが苦手な人にも向いていません。
風水鑑定士になるための代表的な資格
風水鑑定士は、名乗るための明確な基準はなく、資格も必要というわけではありません。
資格がなくても誰でも『風水鑑定士』を名乗れはします。
しかし実際に風水鑑定士として仕事を成功させたいのであれば、資格があると有利です。
十分な知識を持っている第三者からの証明にもなり、信頼を得るためのプラスとなります。
風水鑑定士に関連する主な資格は、以下の通りです。
- 風水セラピスト
- 風水鑑定士
- 風水アドバイザー
- 風水建築士
それぞれの資格について解説します。
風水セラピスト
風水セラピストは、日本占い師協会(JFTA)が試験を行っている認定資格です。
風水に対する知識を持ち、その知識によって住空間の方角やインテリア、吉方向などを学んでいると認められた人に与えられる資格です。
資格取得によって、住居やオフィスなど、風水の観点からアドバイスができます。
風水鑑定士
風水鑑定士は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が試験を行っている認定資格です。
風水に関する知識を持ち、その知識で住宅を鑑定する能力を持つ人に資格を与えられます。
認定試験は2か月ごとに実施されています。在宅での受験なので、気軽に試験に挑めるでしょう。
風水アドバイザー
風水アドバイザーは、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が試験を行っている認定資格です。
協会が認定する教育機関が実施しているカリキュラムを修了しなければ、認定試験に進めません。
風水鑑定としての知識・スキルを身につけていることが証明される資格なので、風水アドバイザーとしての開業も可能でしょう。また、建築やインテリアなどに関わる仕事に就く際もプラスになります
風水建築士
風水建築士は、一般財団法人日本風水建築協会が試験を行っている認定資格です。名前に建築士とありますが、建築や不動産の知識が無くても問題ありません。
講座を受講したら資格試験に臨めますが、講座への申込みは、個別相談後になります。
資格試験は、毎年3・6・9・12月に、関東(東京)・関西(京都or大阪)・福岡のいずれかの会場で行っています。
どの資格を取得するのがおすすめ?
風水鑑定士になるためには資格は不要ですが、資格があれば相談者からより信頼が得られ、仕事でも成功をおさめるためのプラスとなります。
また、風水鑑定士の資格取得のための勉強をすることで、風水に関する基礎知識はもちろん、鑑定に必要なスキルの習得にも最適です。
- 風水鑑定士になりたい
- 風水に興味がある
- 風水関連の職業に就きたい
このような考えを持っているのなら、風水関連の資格取得を目指してみませんか。
おすすめは以下の2資格です。
- 風水セラピスト
- 風水鑑定士
これらの資格は受験資格は設けられていません。通信講座を利用し、しっかりと学習することによって、効率よく風水に関する知識を身につけられるでしょう。
主婦として子育てや家事、介護、仕事などで忙しい毎日を送っている人でも、仕事の合間や育児などのスキマ時間でも学んでいけるメリットは大きいです。
風水関連の仕事に就きたい、風水鑑定士として独立開業をしたいと考えている人もいるでしょう。
また、風水関連の仕事に就くことは考えていなくても風水の詳しい知識を得たいという人にもおすすめです。
自分のため家族のためなど、風水は普段の生活に取り入れられる実用的な知識です。趣味が高じて職業になる可能性も秘めている、そんな資格が風水関連の資格です。
下記に、それぞれの資格についての概要をまとめましたので参考にしてください。
「風水セラピスト資格」:日本占い師協会
風水セラピスト資格は、試験の申し込みはオンライン上で行うため、学習から試験まで全て在宅で行えます。
受験料は1万円で、2か月ごとに試験が実施されます。
風水セラピスト資格の概要
主催団体 | 日本占い師協会(JFTA) |
---|---|
受験資格 | 年齢・性別・国籍・学歴に制限はありません |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
日本メディカル心理セラピー協会「風水鑑定士」
風水鑑定士も、風水セラピストと同様に試験の申込から試験まで、在宅で行えます。
受験料は1万円で、試験が実施されるのは2か月おきです。
風水鑑定士の概要
主催団体 | 日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP) |
---|---|
受験資格 | 年齢・性別・国籍・学歴に制限はありません |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
おすすめ通信講座でスムーズな取得を!
『風水セラピスト』『風水鑑定士』2つの資格取得には、こちらの通信講座がおすすめです。
おすすめの通信講座は以下の2つです。
- 風水セラピストW資格取得講座:通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング
- 風水師資格取得講座:SARAスクール
これらの通信講座の受講によって、「風水セラピスト」「風水鑑定士」の2資格同時取得が可能です。
それぞれの通信講座について詳しく見ていきましょう。
風水セラピストW資格取得講座:通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング
風水セラピストW資格取得講座は、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座です。諒設計アーキテクトラーニングの通信講座は利用者からの評判が高いです。
資格取得者が選ぶ通信講座1位を2年連続3冠を達成。
分かりやすい上に教材の質も高いと評判です。
風水セラピストW資格取得講座の受講クラスは「基本講座」と「スペシャル講座」の2つがあります。
- 基本講座・・・「風水セラピスト」、「風水鑑定士」の試験をそれぞれ受験し、試験に合格することで資格が認定される
- スペシャル講座・・・課題を提出するだけで「風水セラピスト」、「風水鑑定士」の2つの資格の取得が可能。最短2か月で取得できる。
無理のないペースで勉強をしたいのなら、1日30分程度の学習がおすすめ。1日30分の勉強を継続すれば、6か月後には資格取得ができるでしょう。
項目 | 基本講座 | スペシャル講座 |
---|---|---|
受講料 | 59,800円 | 79,800円 |
期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
講座内容 | 受講証受講マニュアル完全攻略テキスト2冊練習問題集/解答用紙練習問題解答集模擬試験/解答用紙模擬試験解答集添削課題/提出用解答用紙質問用紙封筒 | 受講証受講マニュアル完全攻略テキスト2冊練習問題集/解答用紙練習問題解答集模擬試験/解答用紙模擬試験解答集添削課題/提出用解答用紙質問用紙封筒 |
スペシャル講座のみが資格試験免除です。基本講座を受講しても試験免除にはなりません。
おすすめはスペシャル講座です。
基本講座の方は受講後に2つの資格試験を受験し、合格しなければ資格の取得はできないため、受講料の他に資格試験の受験料が必要です。
スペシャル講座は、受講後に課題を提出するだけで100%資格が取得可能。確実に資格を取得したい人、最短で資格を取得したい人に向いています。
風水師資格取得講座:SARAスクール
風水師資格取得講座は、SARAスクールの通信講座で、資格協会に認定された講座です。
講座のテキスト、問題集や添削課題はすべて「とにかく当たる有名占い師」として評判のプロの先生によって監修されています。初心者でもわかりやすい教材になっていますから、無理なく学んでいけるでしょう。
資格が取得できるコースは「基本コース」と「プラチナコース」の2つです。
- 基本コース・・・基本コースは、受講料が安いため、初期費用を抑えたい人におすすめ。資格試験のための受験料は必要。受講後は資格試験を受けて合格しなければ資格取得はできない。
- プラチナコース・・・基本コースと比較すると受講料は高いが、課題を提出するだけで卒業時に2資格が取得できる。講座を受講後資格取得までは最短1か月。
項目 | 風水師基本コース | 風水師プラチナコース |
---|---|---|
資格試験 | 自身で各協会に申し込みが必要 | 免除(課題提出のみ) |
受講料 | 59,800円 | 79,800円 |
期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
講座内容 | ガイドブック受講証受講カード学習テキスト01学習テキスト02練習問題集/解答添削課題(5回分)質問用紙封筒 | ガイドブック受講証受講カード学習テキスト01学習テキスト02練習問題集/解答添削課題(5回分)質問用紙封筒卒業課題 |
初期投資を抑えたいなら基本コースが良いですが、プラチナコースとの金額の差は2万円です。基本コースの場合には、カリキュラム終了後に資格試験を受験するため、受験費用1万円の支払いが必要。2つの試験を受験するなら2万円が必要です。
プラチナコースを利用すれば、添削物を出せば試験免除となり2つの資格が取得できます。資格試験の受験料支払いの必要もありません。プラチナコースを利用すれば、資格取得は補償されているので、おすすめはプラチナコースです。
ご自身のニーズに合わせて、お好みの講座を選択してください。